第49代理事長 川端 成高

We will try hard 笑顔溢れるまちのために

 青年会議所は創設以来、社会の発展と個人の開発という目的を持って地域に合ったかたちで活動をしてきました。では、現在求められる青年会議所の活動は何なのでしょう。  
 NPOやNGO、多くの市民ボランティア団体が存在する中、JCだからこそできる運動やどのように活動していくかを考えなければなりません。一人ひとりがJC運動やJC活動をどうすれば良いのかを議論し行動することで、JCでなければ出来ないことや、JCだからこそ出来ることが見えてくると考えます。我々青年会議所が持つネットワークを用い話し合い、活動していくことで理想の地域(まち)を創造していくことが出来るのです。
 我々が行動することでこのまちが笑顔溢れるまちになると確信し実践して参ります。

美しい地域(まち)をめざして

 災害が各地で頻繁に起こっている昨今ですが、そこで行われた人命救助の8割が近所の方々によって行われた、という現状があります。「向こう三軒両隣」という言葉があるように、昔は近所付き合いが頻繁に行われ、その様なことが行われてきた地域では、いざという時には近隣の家同士で助け合うのが普通でした。しかし、現在の地域を見るとどうでしょうか。経済成長を背景にマンションなどの集合住宅が多く建ち、近所付き合いが希薄になっているように感じられます。「隣は何をする人ぞ」では寂しいとは思いませんか。防災を通じた地域コミュニケーションを発展させる事が必要です。「明るい豊かな社会」を築くには経済だけでなくこころの豊かさも必要であると考えます。
 この日本に生まれてどう思いますか。自分の国にこのまちに誇りを持っていますか。戦後、日本の歴史や文化、豊かな精神性など全てを否定されたまま産業や経済だけが発展してきました。「美しき日本」と言われた日本は何処へ行ってしまったのでしょうか。ライフスタイルが変わろうとも日本人の倫理道徳観は変わることなく教え伝えていくべきだと考えます。まずJCメンバーから地域へ日本のアイデンティティを共有出来るように発信していくことが必要だと考えます。草の根的に、そしてしっかりと力強く伝え実現するため多くの市民に発信していきます。

ローカルコミュニティーの再興

 父親が子供を教え、母親が子供を育む事で本来の教育が成立していくのです。「三つ子の魂百まで」と言われます。三歳までの教育が大切だということで言われてきたことですが、科学的にも証明されつつあります。それは父親と母親がいかに接するかで子供にこれから生きていく上で必要な情報を与えるのです。近年すぐに「キレる」子供達や親の義務を放棄するような話題などが絶えません。もちろん、それらすべてが親のせいともいえません。今の時代背景がそうさせているのかもしれません。だからといって、そのままにしておいてはいけないのではないでしょうか。何とかしなければこのまちも、この国もおかしくなってしまいます。自他の心を持ち心地よいこのまちにするため一人の大人として行動していく事が必要です。JCメンバーが率先し行動していくことが、このまちに笑顔を溢れさせてくれると考えます。

コミュニケーションから始めよう

 現代社会では、すべてに於いてスピードが要求され効率化を図ってきました。しかし、それらすべてが成功してきたとは考えられません。効率化を求める一方、本来人が重要とするコミュニケーションが欠落してきていると思います。ビジネスも家庭も同じ事がいえるのではないでしょうか、青年会議所にあっても例外ではないと考えます。ビジネスに於いては拝金主義的な考えからモラルの低下、取り巻く環境を考えず利己主義になっている企業も、人に対しても同じ事が言えると考えます。人は人とコミュニケーションをとることで、相互理解が図れるのです。便利さを追求してきたあまり、見えていたものが見えなくなってきているように思います。昔がすべて良いとは思いません。しかし、今がすべてとも思えません。「温故知新」すべてはそこにあるのです。

このまちの未来の創造のために

 (社)豊田青年会議所は一昨年より「Love Rapport」と言う旗を掲げビジョンを持って活動し始めました。まちづくりをしていく上で、子供から大人まで全ての年代の人が関わっていくことが、これからのまちづくりの形だと考えます。JCメンバーが先頭に立ち「思いやりの心」を持ち「誇り」を持ってこの地域(まち)の未来を創って行かなければなりません。JCメンバーがこの地域(まち)のリーダーとなり、この地域(まち)を導くために自己修練に努め、多くの市民や諸団体と協働することが豊田JCの力となっていくことでしょう。
 (社)豊田青年会議所がより活性化するためには、メンバーが一つの目標に向い行動することが必要です。

輝く瞳を見るために

 今、JCメンバーに求められていること、そしてこれからも地域に求められるJCである為に、JCメンバー一人ひとりが夢を持って語り合い情熱を持って活動していくことで結果は必然的に出てくるものだと考えます。
 我々の活動には成果が必要ですが、多くの仲間と議論し行動してきた過程こそが重要なのです。
 周りを見渡せば多くの仲間達がいます。豊田JCメンバーだけではありません。あなたの周りにいる人たちすべてが応援してくれることでしょう。多くの人と語り合ってください。笑顔溢れるまちを創るために、そして輝く瞳を取り戻すために。





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