一般社団法人豊田青年会議所

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2017/06/29

続・大人の世界、ウィスキーを知る。

皆様こんにちは今月2回目の松屋です!
さて。
早速ですが前回に引き続き今回はバーでの、よくある勘違い、豆知識を紹介できればと思います。

其の一、「ハイボールをください!!!!!」

なにが勘違いなの?と思われるかもしれません。
居酒屋では見慣れた光景ですが、バーでは少しスマートさに欠けてしまいます。
ハイボールとはウィスキーのソーダ割りの総称です。
ウィスキーが多数用意してあるバーでは、ウィスキーの銘柄を指定してからハイボールで、と伝えたほうが無難ですし、好みの味に出会える確率も上がります。
また、詳しくない場合はクセの有無などを伝えても大丈夫です。
コークハイ、ジンジャーハイボールといった注文も同様です。
○○のコーラ割、ジンジャーエール割と伝えます。

其の二、年数表記の定義

ウィスキーのボトルには、写真のように年数表記がされているものがあります。

ごく単純に記載の年数熟成されたもの、と考えがちですが、実は違います。
ウィスキーは穀物や水、樽など自然のものを使って作られています。
年によって使用する穀物の品質にばらつきがあるのも当然ですし、樽もひとつひとつ個性が違います。
そうなると、出荷するごとに味が違うということになり兼ねません。
そこで、複数の樽からウィスキーを取り出しそれらを混ぜて毎回一定の味になるように調合されています。
そこでの決まりが18年表記のものには18年以上熟成されたウィスキーしか使用できないということです。
写真の左の10年表記のものにも、右の18年表記と同じ18年以上熟成されたウィスキーも使われています。
つまりウィスキーの年数表記はその年数以上熟成されたもののみ使用されているという意味が込められています。(一部例外もありますが、あまりにマニアックなので今回は省きます。)
其の三、「私のイメージのカクテルで」

昭和か!!!!

さてさて、私はウィスキーが好きです。
中でも、スコットランド産のスコッチウィスキーが大好きです。
さらに、一か所(単一)の蒸留所で作られたシングルモルトに目がありません。
そしてそして、アイラ島で作られるラフロイグがないと死んでしまいます。

お酒に興味を持ち始めたころ、少し高いバーに入りました。
薄暗い店内、気さくとは対極のマスター、圧倒的なボトルの数に気圧されながら、バーボンを飲む若き日の僕。2杯、3杯・・・と、グラスを空にしたその時

マスター「スコッチは飲まれませんか?」

若かりし僕(スコッチってなんだ??聞いたことはあるけど知らんぞ・・)
若かりし僕「・・・・・・・飲みますよ。ください。」

マスター「普段はどのようなものを?」

若かりし僕(普段ってなんだよ・・・)
若かりし僕「・・・・・・・・・クセがあるやつ・・・・ですかねえ」

マスター「かしこまりました」

そこで出会ったのがラフロイグでした。一口飲むと・・・・
正露丸!病院のにおい!虫歯の詰め物の石膏の味!
飲めるかこんなもん!!!!!

マスター「いかがですか」←絶対内心ニヤニヤしてる。
若かりし僕「・・・・・・おいしい・・・です」

と、まあそんな味です。
最初は2度と飲むかと思いましたが、2、3日すると不思議と飲みたくなってくる。
そしてもう一度飲んでみる。
やっぱり正露丸。
でもまた・・・その繰り返しで今に至り、いまでは年間120本を消費するまでに成長いたしました。
自分の店があまりにラフロイグを発注するので、一度メーカーの営業マンが売れる理由を聞きに来ましたが、何のことはない、私が飲んでいるだけです。あの営業の方には悪いことをしました。
なんだかマイナスプロモーションのようになってきたので、飲みやすいウィスキーを紹介します。

ジャパニーズウィスキーの白州、山崎、知多です。

こちらはさりとてクセもなく、白州は爽やか、山崎は重厚という特徴があります。
知多は・・・我らが愛知県で生産されています。
今宵はバーで
「マスター、ラフロイグのハイボールを」
で決めてみませんか。

以上、豊田市駅から徒歩2分、おしゃれなダイニングバーVostokCafeマスター松屋がお届けさせていただきました。

皆様も飲みすぎにはご注意を。